Profile

ほしゆか(星を読むゆか)

1978年、京都府生まれ(蠍座・B型・1人っ子)

あなたの未来をハッピーエンドに


わたしは、占いが好きです。


何かをやってみたいけれど、何をしたらいいかわからない。

叶えたいことがあるのに、なんだか上手くいかない。

やる気は十分。でも、なぜか行動できない。


そんな方たちを応援できる、占い師という仕事が好きです。


わたしはバッドエンドが苦手です。

みんなにハッピーエンドの未来を迎えて欲しい。


それを可能にしてくれるツールが、わたしにとっては占いなんです。


混沌とした自分 ー人生は苦行ー


占いを始めるまで、ずっと人の目を気にして生きていました。「こう思うだろう」といつも人の気持ちを予想し、先取りして行動するタイプ。


そんな生き方は、物心つくころには始まっていました。幼稚園のお泊り保育で、夜中に見回りにきた先生に「かわいい」と思われるために、寝相を変えるような子だったんです。



幼稚園や小学校で「大人になったら何になりたい?」と聞かれても、やりたいことがわからない。


「ケーキ屋って書いておけばいいんでしょ、だって、わからないもん」


そんな生き方を続けていたら、大人になるころには自分のことが何もはっきりしない、混沌とした状態になっていました。


なんでも世の中の価値観にあわせて判断し、バイト先も就職先を決めるのも消去法。恋愛だって、「好き」という感情ではなく、頭で好きになるか、付き合うかを判断する。


他人や世の中に合わせるしかないから、何ごとも自分の思ったようになりません。


「生きにくい。早くやることやって、死にたい」


その頃のわたしにとって、人生は苦行でした。


居場所をなくしたわたし


人の気持ちを予想して行動していたことで、とても辛い体験をします。


趣味で繋がったコミュニティで嫌われ、散々、陰口を叩かれ、その場所にいられなくなってしまったんです。


「こんな風に言ったら、面白がってくれるだろう」と口にしたことが、悪口と受け取られたことが原因でした。


友達が少なかった自分にとって、「自分が歓迎されている」と感じられる唯一の心地よい居場所だったのに。


嫌われてしまったことが、毎日、頭から離れません。辛くて辛くて、「わたしなんて、ダメな人間なんだ」と、自己否定を繰り返しました。


この時、わたしを救ってくれたのが、西洋占星術とタロットでした。


小学生のころ、図書館で手に取った占い雑誌『マイバースデイ』。「何で当たるんだろう」、その不思議な世界に興味を持ちました。


成長とともに占いから遠ざかっていましたが、知人が占いを学んでいることを知り、「占いって学べるんだ!」と本格的に占いを学び始めた時期でした。


西洋占星術から得られる「わたし」の客観的な情報、タロットでの自己対話。


「わたし、世界や人生をすごい恨んでんな」「傷ついていたんだ」。


初めて自分の感情を掴んだ感覚がありました。


周りばかりを気にして生きてきたわたしは、自分の思い込みで世界の当たり前を勝手に作り上げ、その妄想に縛られていたことに気がつきました。


「あの人たちはこう思う。わたしはこう思う」



占いで自分を知り、わたしはやっと、自分と世界を分離できるようになりました。やっと、自分の確かな存在を意識できるようになったんです。


すると、他人が気にならなくなりました。あんなに他人のことを気にしていたのがウソのように。


辛かったコミュニティのトラブルも、「あの人たちに受け入れられなくても、世界は回るし、わたしは生きている」と思うようになりました。


ぼんやりとしていた自分の輪郭がはっきりしてくると、もう一つ自分の中で革命が起きます。


「自分にもやりたい何かがある」という想いに気がついたんです。


「やりたいことなんてない」。ずっとそう思っていたけれど、妄想の世界の「正しさ」に縛られて「やりたいこと」をないものにしていたのかもしれません。


「わたしは、もっと自由だ、なんでも好きなことをやっていこう!」


そんな感覚が湧いてきて、自分の「好き」に素直になり、やりたいことをどんどんやれるようになりました。


「こんなことやってもいいのかな」と自信がない時は、占いが背中を押してくれました。世間に引っぱられて自分の気持ちがわからなくなった時は、タロットが自分の気持ちと向き合うのを手助けしてくれました。


占いの力を借りて、苦行だった人生が、楽しくて面白い人生にひっくり返りました。


占いを探求し続ける理由


占いの面白さにすっかり魅了され、ブログやSNSで占いのことを発信し始めると、「占って欲しい」と声をかけられるようになりました。


2009年ごろ、占い師としての活動をスタートします。


人の人生の深いお話を聞くこと。

占いでピタっとハマったときに、人が心を開いてくれる瞬間。

その人の魂に触れる感覚。


人を占うことの面白さに、どんどんハマっていきました。


占い師は当てることが大前提ですが、占いから得た情報が、お客様の物語にピタッとハマるように当てる。そこにこだわっています。


ピタッとハマると、お客様の納得感が違うからです。スパーンと納得できると、悩んだり不安になったりせずに、未来に向かってすぐに行動できるようになります。


お客様のお話をたくさん聞くこと、そして、占いの知識と使える技法が多ければ多いほど、ピタっと気持ちよくハマるんです。


「どんな質問にも、答えたい」


だから、占いを学び始めたあの日から、新しい技法、解釈の仕方など、ずっと占いを探求し続けています。


自由に羽ばたける主人公になろう


子どものころから、ハッピーじゃない物語が苦手です。


幼少期に見ていたテレビアニメ『メイプルタウン物語』は、よくもめごとが起きがちで、最初の10分ともめごとが解決した後の終わりの5分だけを見るようにしていたくらいです。


恋愛マンガも苦手です。彼との気持ちのすれ違い、友達とのいざこざ。そんな物語は、苦しくなり、いたたまれなくなるから。


だからみんなには、周りの出来事に振り回される悲劇のヒロインではなく、自分で人生の舵を取れる主人公であって欲しい。


占いは、なくても生きていけます。


でも、動き出したいのにその場で足踏みしている人や、叶えたい夢や目標があるけれど、上手く行かずに堂々巡りをしている人にとって、占いは役立ちます。


物語の主人公として自由に羽ばたいていくお客様の姿をたくさん見てきました。


占いは、良い時期も悪い時期も教えてくれます。そんな時は、悪い時期に振り回されるのではなく、その時期にできることを探せばいいんです。


そんな風に、みんなの物語がハッピーな未来を迎えられるように筋立てるのが、わたしの占い師としての役割の一つだと思っています。


占いで組み立てた筋書きを、どんな風に脚色するかも、どう演じるかも自由です。でも、筋書きがあるから、物語の主人公として安心して行動できるんです。


癒すのではなく、火をつける


占いに癒しを求める人もいます。でも、わたしは誰かを癒すだけではなく、同時に火をつける占い師でありたいと思っています。癒すだけでは、物語は進まないからです。


わたしの占い師としての姿勢は、ホロスコープにもしっかり示されていて、熱を持つ火のサインと共感性が強い水のサインが強く出ています。


他者とのコミュニケーションで熱く朗らかに理想を追求する向上心や、わたしの「熱」が相手に飛び火するところは、火のサイン。


「何でも話せる」とお客様からご感想が多いのは、水サインの共感力と受容力が働いているのだと思います。


占い師になる前は、わたしのこの性質が正しく使えていませんでした。それが占いで自分の性質を理解したから、誰かのために使えるようになりました。


占いは、自分を知り、自分の歩みを自己選択するためのツールです。


わたし自身が、占いで自分を知り、苦行だった人生が自由で幸せな人生に変わったように、みんなの人生が楽しくなるような占いを提供していきたいんです。


占いで争いのない世の中に


最後に。


わたしは、占いで世界は平和になると本気で思っています。


ネットやニュース、リアルな周りの人たちを見ていると、必要以上に人を叩いたり、ケンカをふっかけたりしてしまうのは、自分を知らないからだと感じます。


自分の大切な居場所をなくしたときに、実感したんです。自分を知ると、「自分と人は違う」とわかり、他人を尊重できるようになることを。


わたしはハッピーな物語が好き。だから、争いのない世の中になって欲しい。


占いで自分を知り、他人を尊重できるようになれば、世界が平和になる。そう、信じているんです。